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自転車の歴史 正しく楽しい自転車利用のために 自転車の魅力
自転車の歴史
1818年

地面を蹴った! ドライジーネ
1818年、ドイツで森の管理をしていたドライス男爵が自転車を発明し、特許を取得しました。彼はまた、タイプライターの発明者としても知られています。
  1. ペダルはまだ発明されておらず、地面を蹴って走った
  2. 2つの車輪を前後に並べ、その間にまたがって乗った
  3. ハンドルで前輪の向きを変えることができ、バランスもとれた
  4. 速く移動できるようになった
  5. 貴族階級の新しい遊びとして流行した
  6. エサや蹄鉄が不要で、馬車よりも経済的だった
1861年

地面から足が離れた! ミショー型ボーンシェーカー
1861年、パリで馬車職人をしていたミショー親子が発明。工場をつくって自転車の大量生産を始めました。しかし、木製の車輪に鉄の輪を巻きつけたもので、ヨーロッパの石畳の道では乗り心地が悪く、イギリスではボーンシェーカー(背骨ゆすり)と呼ばれました。
  1. 前輪にクランクとペダルを付けて車輪を回した
  2. 乗り心地を少しでも良くするため、座席にバネ板を使った
  3. 大量生産(1867年に約1,000台)により、自転車に乗る人が増えた
  4. 貴族階級を中心に、パリで自転車レースが始まった
  5. 車体は、木製から鉄製に変わった
1880年頃

より速く オーディナリー
自転車レースで、より速く走るために考えられたのですが、重心が高く不安定で、乗り降りも難しく、急ブレーキをかけると前方宙返りをしてしまう危険な自転車でした。1880年頃、産業革命で「世界の工場」といわれたイギリスで、オーディナリー生産のための技術開発が進みました。
  1. 前輪が極端に大きくなった
  2. 車体や車輪は鉄になり、ゴムタイヤが使われた
  3. 車輪をスムーズに回転させるため、ボールベアリングが使われた
  4. 前輪が大きいためにペダル1回転で進む距離が延び、より速く走れるようになった
  5. フランスに代わって、イギリスが自転車の主要生産国になった
1885年

より安全に セイフティバイシクル
次の進化は、安全性への配慮です。1879年、イギリスのローソンがチェーンを付けて後輪を回す仕組みを発明し、「ビシクレット」と名づけました。これが「バイシクル(自転車)」の語源です。1885年には、イギリスのスターレーが前輪と後輪の大きさが同じ「ローバー」を発明。現在の自転車の元祖となりました。
  1. チェーンで後輪を回転させ、車輪の大きさが前後同じになった
  2. 前輪は方向を決め、後輪は前に進める、という役割が分担された
  3. クランク側と後輪側のギアの比率で、ペダル1回転で進む距離を決めることができた
  4. 誰もが安全に自転車に乗れるようになった
  5. いろいろな用途の自転車がつくられ、普及した
  6. 大量生産が進み、誰もが買えるほど安くなった
20世紀

より快適に コンフォートバイク
20世紀には、誰もがより快適に自転車に乗れるよう、コンピュータが組み込まれるようになりました。21世紀には健康や環境に対する意識がますます高まり、さらなる自転車の進化が求められています。
  1. 自動変速、自動サスペンション、オートライトなどが採用され、手動操作が不要になった
  2. 車輪の回転を利用した発電機で、コンピュータ用の電力を供給。乾電池が不要になり、環境保全に貢献
  3. 速度、走行距離、変速ギア位置などをディスプレー表示。自転車に乗る楽しさを増した
  4. 自転車とエレクトロニクス技術の融合で、新たな価値を創出
●自転車の技術が生み出したもの
19世紀、自転車の改良と進化に注がれた最先端の科学技術は、やがて次世代の乗り物「自動車」「飛行機」を誕生させました。
三輪自転車に使われた「ラック&ピニオンの操縦装置」「ディファレンシャルギア」は、今も自動車の基本的な機構になっています。飛行機の発明で知られるライト兄弟は、じつは自転車産業の技術者でした。1888年、ダンロップが息子の三輪車の乗り心地を良くするために発明した「空気入りタイヤ」や、強度を落とすことなく車体を軽量化した「パイプ構造」は、自転車産業で生まれたものです。また、レノルド社が1880年に技術を完成した「ローラーブッシュドチェーン」も、現在では機械・装置など幅広い分野で使われています。
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