特選
優秀賞
努力賞:30作品 賞状と副賞
参加賞:全員 オリジナルクリヤーホルダー
※賞品の自転車はこの写真のモデルとは異なります。
第18回になる今回は「みんなが輝く自転車」をテーマに募集を行ったところ、小・中学生を合わせて2253通の応募がありました。この件数は、過去最も多い応募数となりました。大変多くの御応募を頂きましたこと、主催者として心よりお礼申しあげます。本コンテストは、以下の基準に基づき、厳正なる審査を行いました。
■論理性:なぜその自転車を考えたのか、その工夫で問題は解決できたか
■デザイン性:デザインがわかりやすいか、企画内容がデザインとして表現できているか
■発想力:どんなものがあると助かるのか、今までにない新しいものか、どんな人が喜んでくれるのか
今回のテーマのポイントは、自転車をキーワードに社会の問題や課題を自分でみつけることです。そして、その原因や背景をしっかり考え、それを解決する手段・方法を文章と絵(図)で表現することです。みなさんが住むこの社会にはどのような問題・課題があり、それで誰がどのように困っているのか。それを解決するためには、どのような視点や考え方が必要なのか。これらを様々な立場に立ち、複数の視点や観点から分析することを求めておりました。
回を重ねるごとに論理構成をしっかりと考えてくれる作品が増え、過去最高数の応募がありました今回の審査は例年以上に困難を極めました。また、学校の授業やカリキュラムを活用して応募を頂いた学校もあり、特に論理的思考を働かせたものが多くございました。作品は、どれもしっかりと社会を分析し、その根拠とともに素晴らしい自転車を提案してくれました。その中でも、特に受賞作品は「みんなが輝く」という観点から、日本や世界が直面している社会問題を調査・分析し、誰が、どの様な課題に直面し、それは如何にして解決可能なのか、しっかりと分析している作品でした。また、同時に、年齢や性別、国を問わず、優しく寛容な社会・世界の実現を願った作品でした。作品を通して提案された「みんなが輝く自転車」のアイデア。どれもが大変魅力的で素晴らしいものでした。
大変難しい課題だったと思います。しかし、今回の応募での苦労や努力は、必ず応募者のみなさんの力になります。来年も多くの素晴らしい作品に出会えることを楽しみにしています。
こんな自転車欲しかってん!コンテスト審査委員