緑のトンネルめぐり

夏の間しばらくお休みしていた健康サイクリングが再開しました。
9月と言っても酷暑の衰えはなく、いつまでこの暑さが続くのかといった状況ではありますが、自転車は走り始めると風を受けるので、スポーツの中ではまだ良い方かも知れません。
今日は、泉北ニュータウンの荒川公園集合です。
体操の後、朝9時過ぎにスタートしました。

荒山公園のある宮山台から竹城台を過ぎ、泉ヶ丘駅東側の三原台に向かいます。
ところで、泉北ニュータウンは大阪のベッドタウンとして1960年代に計画され1967年に誕生した街です。まさに日本の高度経済成長を支えてきた世代の住む街と言えますが、昨今は高齢化と若年層の流出といった課題に直面し街の活性化が取りざたされていました。

そんな中、堺市は泉ヶ丘駅前地域活性化ビジョンを掲げ、医療と街の賑わいを軸に再開発を進めてきました。そして、その中心となるのが近畿大学と近畿大学病院です。
施設はほぼ完成しており、今年の11月にオープンとのことで、その施設の周りをぐるりと廻ってみました。
近代的な建物とゆったりとしたグリーンエリアは、この地域のこれからの姿と健康的な街への期待を生むものです。
ついでといっては何ですが、すぐ東隣のシマノの社宅も見学。こちらは大きくなった周辺の樹々におしゃれな外観がなじんでいました。

そして泉北緑道をさらに東に向かいあまの街道に入ります。古の街道のまさに緑のトンネルを抜けていくと暑さを忘れさせてもらえます。

泉北丘陵から望む金剛、葛城山系の眺望や、上神谷に実り育った稲穂の匂いを愉しみつつ、再び泉北緑道に戻ります。

最後に7世紀初期に須恵器生産のために築かれた登り窯の遺跡を見学しました。
泉北ニュータウン造成の時にたくさんの登り窯の跡が見つかったとのこと
一説には400基とも600基とも。
すごいですね。
泉北丘陵に作られたニュータウン。ニュータウンが古くなって再開発されるとは皮肉なものですが、古代の遺跡からすれば、時代の移り変わりの中で姿形を変えていくことは当然のことのようにも思えます。

夏の暑さが続く中、緑のトンネルをくぐり昼前には荒山公園に戻ってきました。
参加者の皆さんお疲れさまでした。

  • 開催日
    2025年9月6日 土曜日
  • 天気
    晴れ
  • 走行距離
    23km
  • 参加者
    3名+インストラクター2名

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