今日はシーズン最後のマウンテンバイクツーリングです。集合地点の鉢ヶ峯公園は彼岸の入り直前の土曜日ということで、人の行き来が多めで普段と違った雰囲気です。
参加者の皆さんと準備体操をして出発、いつものあまの街道へ向かいます。鉢ヶ峯から上神谷を抜け、まずはフォレストパークで一休み。ここでは公園裏手の梅の大木?を見学。その後泉北緑道を抜けてあまの街道に入ります。
少数精鋭?でペースも良くノビータイヤ(ブロックタイヤ)が土を噛む感触が心地よく体に伝わってきます。
陶器山に着くころには汗ばむほど。
マウンテンバイクは1970年代半ばにアメリカ西海岸で生まれた比較的若い自転車ですが、90年代には世界中に広がりスポーツバイクの在り方を根本から変えてしまいました。当初オールテレインバイク(ATB)=全地形型自転車とも呼ばれ、どこでも走れる自由な乗り物として一世を風靡したものです。2インチを超えるタイヤ幅で、突起状のパターンを持つごついタイヤ。繊細なロードバイクと最も違うところです。
マウンテンバイクの愉しみは、地形を気にせず走れる大らかな走破性?にありますが、これを支えるのがこの太いタイヤなのです。
さて、尾根筋を抜けてあまの街道を南下、下里球技場で今度は天野川沿いに北上します。 道から外れて田んぼの畔を抜けていくと春の陽を受けて温たまってきた土の気配を感じます。そう、MTBは自然の声を聴くツールでもあるのです。
里山ライドを経て旧街道に戻り、いつも立ち寄る野菜の無人販売所を覗きます。お、デコポンがおいしそう。
その後、前回立ち寄った施設のポニーに挨拶をしてから鉢ヶ峯に戻ってきました。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、少々暑さを感じたこの日のマウンテンバイクツーリング、心地よい達成感が何よりのご褒美となりました。
参加者の皆様お疲れ様でした。